リンノート📖㉗
- 岩崎りんの
- 2024年12月24日
- 読了時間: 3分
皆さん、こんにちは!
リンノート📖の27ページ目、今回も一緒にめくっていきましょう!
よろしくお願いします(❄ᴗ͈ˬᴗ͈)
今日は12月24日。クリスマスイブですね!🎄
皆さんはどのようなクリスマスイブをお過ごしになるのでしょうか?
プレゼントにソワソワしながら過ごしてる方や、ワイワイとパーティーする予定の方など様々だと思います!
どうか素敵なクリスマスをお過ごしくださいね!
さて、今回は先日公演致しました、Little Rock×Accendere 特別興行『無差別』の振り返りをしていきたいと思います。

まず、『無差別』にお越しくださった皆様、関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。🙇🏻♀️
なんと千穐楽は満員御礼とのことで!
予約席が売り切れる中、座席数を増やしての公演。ステージから観た満員の客席の光景。すごくすごく嬉しかったです!🥰🥰🥰
今回の公演を通じてLittle Rockのことを知ってくださる方が増えてくださったら、もっと嬉しいです!
今回、様々な縁を通じて行うことができた、この“特別”な舞台。
この縁を通じて出会えた皆様に深く感謝を申し上げます。
特にAccendereさん、そして演出をしてくださった岡田康之さん。本当にありがとうございました。
外部から演出を招くという、Little Rockとして初めての試み。
最初はどういう稽古になるか、どんな演出をなされるのかと緊張しながら挑んでいました。
ですが、稽古を重ねるうちに、作品の雰囲気を大切にしながらどうやったら面白い舞台になるか、お客様に満足してもらえるかを演出を通して、私も考える日が増えて。次第に私自身、稽古に臨むことが楽しくなっていました。
とても丁寧に物語を作っていく岡田さんの演出。すごく安心感がありました。柿喰う客の中屋敷法仁さんの素晴らしい脚本に素敵な色をつけてくださった岡田さんには感謝しかありません。
実は、今回の『無差別』。役に関してはオーディションのような形式で選ばれたものでして。
今回いただいた役が“盲目で、手が無いモグラの姫”というすごく重いものを生まれながらに背負わされた役だったこともあり、苦戦しながら稽古に臨んでいました。(稽古中、泣きながらああでもない、こうでもないと試行錯誤する時間がありました……。今となっては良い思い出です。)
彼女の持つ弱さの部分と、理不尽な扱いを受けたとしても強かに生きようとする姿勢。そして、神となった後の権力を持ったが故に変わってしまった性格と、そんな中で現れ始めるチャーミングな部分。
キャラクターがコロコロと変わっていくこの役。
演じ分けがすごく難しかったですが、なんとか形になれたのではないかと思います。
差別を受けながら生きるということ。すごく険しい道を傷だらけの身体で歩んでいくということ。
全てに寄り添うことはできなくとも、一つの形として表現するということの難しさと、だから故に伝えていかなくてはならない部分。
日不見姫神の役を通して役者として大切なことを学べた気がします。
日不見姫神としてこの命を舞えたこと、嬉しく思います。
彼女の持つ弱さや、それでも強かに生きる姿勢を通じて、何かが伝わっていれば幸いです。

人、神、獣が織り成す命の物語。
これにて“シュウエン”___。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
『無差別』は戯曲アーカイブや柿喰う客さんの公式YouTubeにも公開されている作品です。
今回のLittle Rock公演を観に行けなくても、作品が気になった方はぜひ観てみてくださいね!
今回のリンノート📖はここまで!
次回もお楽しみに!
〈おまけ〉

↑族谷家の狗子(なぎさちゃん)と人之子(つぐみちゃん)と。
私の声を聞いてくれてありがとう。

↑神様組!
大楠古多万(しょうくん)と天神様(あやかちゃん)と。
様々なバックボーンを抱えた神様たちでしたね。

↑クライマックスシーン
全身全霊で紡いだ命の物語。見届けてくださった皆様に深く感謝を。