レディース&ジェントルマン!!
皆様今回も大変長らくお待たせ致しました!
Shou Time のお時間でございます👏
毎度毎度更新が遅れてしまい申し訳ありません💦
今回は新人公演が無事終幕したということで、LittleRock第5回公演「SAY YOU KICK !!!」についてお話しようと思います。
先日公演された「SAY YOU KICK !!!」は新人公演という形で僕ら新人が主にメインキャストとして出演しました。私、渡辺 承は孫悟空役で旅へ出ました。
孫悟空は中国四大奇書や、某コミックスの影響もあり我々には親しい人物なのではないでしょうか?🐵
その孫悟空役を板の上に立つ経験こそほんのちょっぴりあるものの、若干一年生にてして演じるというのは光栄であると共にやはりプレッシャーがあったことも確かでした。
特に今回の脚本は我らが凪咲先輩によって描かれた作品であり、そこから来る緊張もございまして…
演者として役と、そして脚本と向き合うことはかなり面白いことであると同時に、正解のないクイズに挑む様な感覚もあると思っています。
どんな作品でどんな人物を演じる時も向き合う気持ちというものは本来同じであるべきだとは考えていますが、普段お世話になっている方が手掛けた物語となればより緊張感が強くなります。
小粋なイケざる孫悟空を演じるには、カリスマ性と温情を強く感じさせる芝居を要求されそこに絶対の強さと余裕も持たせてやる必要があり…
正直、自分に主役が務まるだろうかと何度も思いました。声色から細かい仕草、殺陣のシーンとカッコよく演じる場面でダサくなってしまう自分の芝居に幾度となく悩みました。
肉体と精神力は周りに比べ劣っているし、芝居のスキルもまるで磨かれていない。
毎日のトレーニングと芝居スイッチだけでは届かぬ遥か高みに悟空はいた。
しかし、僕は諦める訳にはいかなかった。
だから思考と沢山の方からのアドバイを重ねた果て、1つ応えにたどり着いた。
力み、心も身体も緊張するのなら脱力しその瞬間を楽しめば良い。
本番。孫悟空をこの身に刻み、俺こそが孫悟空。
ステージに明かりが灯され、お客さん達の顔が視認出来たその瞬間
僕は孫悟空になった。
流れる汗と着飾った衣装やセットした髪の毛が崩れていく感覚さえも追い風となって俺と筋斗雲達を加速させていく。そんな世界があの舞台の上には創造されていました。
お気に入りシーンの「ちょっと待てーい!」からの悟空参上もカッコよく決まったのではないでしょうか!?
と様々な苦悩を乗り越えて皆さんにお届けすることが出来た「SAY YOU KICK !!!」いかがでしたでしょうか?
芝居への向き合い方、仲間との関係。僕自身も悟空とともに成長出来ましたし、次への課題も見つかりました。
まだまだお話したいことはございますが、今回はこの辺りで。
次回以降のブログ、そして12月21、22日に控えた
Accendereさんとのコラボでお送りする「無差別」も是非ご期待ください!!!
それではまた次回のThe Shou Timeでお会いしましょう。
您好(ニーハオ)!!