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執筆者の写真渡辺凪咲

ナギサの探査録-水深24m-

さて、ナギサの探査録、本日は24mまで潜って参りましょう。


秋も深まって参りまして、と言いますよりかは、ここに来て急に気温が秋の風体を主張し始めたわけです。なんだか知らぬうちに上着が必要な季節になってしまいました。

ちょっぴり寒いですけどもね、お昼間は暖かいですから、比較的過ごしやすくなりましたね。皆様もどうぞ、体に気をつけながら秋を謳歌して参りましょう😌



さあさて、今回からはまたゆるーり行かせていただくのですが。

秋です、やっぱり秋なわけです。

読書の秋。スポーツの秋。食欲の秋。女心と秋の空。

この季節が持つ、なんだかセピアな雰囲気が人間の五感を刺激するのでしょうね。


かといっておセンチに浸る渡邊凪咲ではありません。アイロニーじゃお腹は膨れませんから。



ということでフォーカスをあてて参りますは、皆様大好き、食欲の秋!


色々ありますよー!コンビニやファーストフード店ではお芋や栗のフレーバーがしたり顔ですし、スーパーでは秋刀魚が前へならえです。去年に比べて随分手の届く範囲のお値段ですから、ありがたいですよね🐟

あとやっぱり忘れちゃいけませんのが、フルーツ。リンゴ、ナシ、ブドウ。秋に盛りを迎える果物は多いですがしかし。私はその中でも柿をプッシュしたく思います。


私の地元は八珍柿という柿が名産でして、はっちんがき、と読みますが、種無しの柿なんですね。種がないのに育つなんて不思議だねぇ、七不思議のその次だねえー、なんてので八個目の珍しいこと、八珍柿と名がついたそうで。

新潟県ではおけさ柿。山形では庄内柿。そして全国的には平核無柿と呼ばているんですって。ひらたねなしがきって読むらしいです。核をたねって読むのなんか粋ですよね。


柿には渋柿と甘柿の2種類がありますが、八珍柿は渋柿です。ここから渋を抜くと、さわし柿ってやつになるんですね。

そろそろこんがらがってきましたでしょうか?

つまりは八珍柿はさわし柿ってなわけです。


八珍柿はボディのある甘さが特徴。濃厚で美味しいんです。そんな贅沢フルーツで育ったもんですから柿に関してはちょっとしたプライドみたいなものを勝手に持っていました。

いわば柿エリートを気取っていたわけです。いけすかないですね。


そんな私の高々になってしまった鼻をへし折ってくれたのが、こいつ。





何よってお思いになるでしょう?注目して頂きたいのは柿の隣。10円玉ですけれども。

お分かりになったでしょうか?



ちっちゃいんです。



頑張れば1口でいけちゃうんです。その名もベビーパーシモン、岐阜県産です。

何がすごいって美味しいんですよ。ちっちゃいシリーズって一瞬眉唾になりますでしょう?味の方もミニマムなんじゃないのって。

彼に関しては杞憂ですよ!


小さな体に豊かな甘み。八珍柿しか信頼しないぜという私の壁をぶち破ってくれた逸品でした。皮ごといけちゃう上種もないんです。

おやつ感覚でパクパクいけるにくいやつなんですね。




皆様も見かけましたらぜひご賞味ください。

身が硬めですから、柔らかめがお好きな方は追熟をお勧めいたします。

ブチる寸前をスプーンですくって食べるのも美味しいですよ🤤





さてここらへんで、柿への愛を長々語らせていただいた本日の探査は終了とさせて頂きたいと思います。




そうそう、次回公演の情報も解禁されつつありますよ!

12月21日、22日の土日の2日間を予定しておりますので、皆様ぜひスケジュール帳は空っぽのままでお待ちください。

シアターでお待ちしておりますよっ!




お次は25mまで潜って参りましょう。



それではまた👋

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